腰痛=骨盤矯正ではありません
- 2026年02月27日
- 慢性痛

腰が痛いと言うと、
「骨盤が歪んでいますね」
「とりあえず骨盤矯正しましょう」
そんな流れになったことがある方は多いと思います。
でも、腰痛=骨盤矯正ではありません。
本当に大切なのは“鑑別”です。
腰痛にはいくつかのタイプがあります。
椎間関節性
椎間板性
腰筋・筋膜性
仙腸関節性
さらに細かく分けると、皮神経が関与するものなどもあります。
皮神経由来は特に見逃されることが多い印象です。
それぞれ痛みの出方が違い、
悪化する動きも、改善する姿勢も違います。
もちろん施術方法も異なります。
この話を患者さんにすると、ほとんどの方がこう言います。
「そんな分類、聞いたことないです。」
接骨院も整形外科も、街にはたくさんあります。
それなのに、腰痛で困っている人は減りません。
なぜでしょうか。
私は、適切に“みれている”場所が少ないからだと思っています。
本来、接骨院は骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷といった
「怪我」をみる場所です。
ですが、その怪我ですら
きちんと評価・鑑別し、対応できている場所は多くないのが現実です。
怪我をみること自体が難しい。
その怪我をしっかりみていない接骨院が、
もっと複雑な慢性腰痛を本当にみれると思いますか?
少し厳しい言い方かもしれません。
でも、これはとても大事なことだと思っています。
また、レントゲンに映らないから筋肉かな?ヘルニアかな?
そんな単純な話ではありません。
画像はあくまで一つの材料です。
もちろん画像検査も大切です。
しかし本当に大切なのは問診と徒手検査です。
いつから痛いのか
何をすると痛いのか
前に倒すと痛いのか、後ろに反らすと痛いのか
どの部位に負荷をかけると再現するのか
実際に触れて、動かして、
関節なのか、椎間板なのか、筋膜なのかを絞り込んでいきます。
この積み重ねが鑑別です。
それをせずに、
なんとなく電気を流す
なんとなく揉んでもらう
それで根本的に改善するでしょうか。
一時的に楽になることはあります。
でも原因に合っていなければ、また繰り返します。
特に慢性的な腰痛は、
ぎっくり腰よりも奥が深く、難しいことが多いです。
長年の負担の蓄積、
神経の過敏、
関節や筋膜の機能不全。
だからこそ、
「とりあえず」ではなく「見極めること」が必要です。
なかなか改善しない症状に対しては、
ショックウェーブ(体外衝撃波)などもゆめみぐさ接骨院では取り入れています。
すべての腰痛に魔法の治療はありません。
でも、正しく見分けることができれば、
選ぶべき治療は変わります。
腰痛=骨盤矯正ではありません。
腰痛=まず鑑別。
これを大切にしていきたいと思っています。
小松川 ゆめみぐさ接骨院








